
この記事は、Adobe Illustrator Advent Calendar 2018の9日目です。ここのところWebデザインなどでSketchを使うことが多く、Illustrator好きとして少々寂しい思いをしていたので、超ひさしぶりにアピアランスを使って遊んでみました。今回はすべての工程を解説してみたので、気が向いたらぜひご一緒に試してみてください。

この記事は、Adobe Illustrator Advent Calendar 2018の9日目です。ここのところWebデザインなどでSketchを使うことが多く、Illustrator好きとして少々寂しい思いをしていたので、超ひさしぶりにアピアランスを使って遊んでみました。今回はすべての工程を解説してみたので、気が向いたらぜひご一緒に試してみてください。

Illustratorで地図などを作成するとき、路線の角度に合わせてテキストを配置することは少なくありません。一般的には、セグメントの角度を計測して同じだけ回転したり、パス上文字をぴったり重ねたりしますが、セグメントの角度が変わるたびに文字の角度も調整しなければならず、なかなか面倒です。そこで、これらの工程を自動化するスクリプトを作りました。文字の傾きをリセットして、垂直/水平に戻すおまけ機能も搭載しています。ぜひ使ってみてください。

精密なトレースや作図において、セグメント両端の方向線(ハンドル)を対称にしてカーブのバランスを整えることはよくあります。しかし、Illustratorには方向線をコントロールする機能が少ないため、正確な対称のカーブを作るのに工夫が必要です。この作業を楽にするためのスクリプトを作りました。セグメントの左右どちらか一方の方向線を基準として、もう一方を対称します。わかる人にはわかるニッチな機能ですが、便利そうと思ったらぜひ使ってみてください。

Illustratorには標準で整列機能がありますが、テキストオブジェクトについては「見た目」としての正確な整列ができません。これは昔からの仕様で、今後変更される可能性はかなり低いと思っています。そこで、テキストオブジェクトの正確な整列をサポートするスクリプトを作りました。うまく揃わないテキストに悩まされている方は、ぜひ使ってみてください。

曲線から直線へなめらかに移っていくラインをIllustratorで作成するときは、方向線の角度に注意しなければなりません。しかし、アンカーポイントや方向線を微調整していると、それぞれの角度にギャップが出てしまうことがあります。角度を合わせるには、その都度手動で調整するしかないのですが、その負担を少しでも軽くするためのスクリプトを作りました。ロゴやアイコンなどで正確な作図をする機会が多い方には、それなりに便利なものだと思います。

Photoshopを使ったグラフィック作成のアイデアが満載の書籍「Photoshopおいしいネタ事典」。私もいくつかの記事を執筆していますが、誌面スペースや手順の都合もあり、十分に内容を補えてないところがいくつかあります。特に、開始時点の設定が曖昧になっていたり、使う素材が準備できないと、ステップを始めるにあたって最初からつまづいてしまうこともあると思います。読者の方ができるだけスムーズに内容を実践できるよう、私(高橋としゆき)が担当したネタに関しては、ここで補足していきたいと思います。

地図などをIllustratorで作るとき、ひとつのオブジェクトに複数の線を加えて作業することがよくあります。しかし、線の設定では一度にひとつの線しか操作できず、すべての線幅を変えるには線の数だけ繰り返し作業しなければなりません。これがすごくストレスだったので、すべての線幅を一気に変更するスクリプトを作りました。現在の線幅に対する割合(パーセント)を指定すると、オブジェクトが持っている線すべての幅を一気に変更します。地味に便利だと思いますので、ぜひ使ってみてください。

Photoshop CC 2015から、「境界線」や「ドロップシャドウ」など、一部のレイヤースタイル(効果)が複数に増やせるようになりました。旧バージョンでは、レイヤーに複数の境界線を追加したいとき、ドロップシャドウを使って擬似的に表現したり、グループ、スマートオブジェクトでネストにするなど、無駄な処理が必要でしたが、それらの問題が一気に解消できる画期的な機能強化と言えます。ただし、CC 2014まではこの機能に対応していませんので、当然互換性の問題が発生します。複数の効果を使ったデータを旧バージョンで開くときに注意すべき点を把握して、トラブルを未然に回避しましょう。

Illustratorで「エリア内文字」や「パス上文字」を扱うとき、形の基準となるパスのみを選択したいことがあります。通常は[ダイレクト選択ツール]や[グループ選択ツール]を使ってパスをクリックするか、中身の文字に触れないように一部をドラッグして囲んで選択しますが、これが結構ストレスです。それを解消するため、選択されたテキストオブジェクトから文字の選択のみを解除するスクリプトを作成しました。表組みなどでエリア内文字を使っているときや、パス上文字の編集などでは結構便利に使えると思います。

2015年5月23日、東京のソラシティカンファレンスセンターにて開催された「DTPの勉強会 第17回 いまさらきけないシリーズ・Illustrator」に講師として招いていただき、パターン・シンボル・ブラシについてお話ししました。その際に、シンボルを一括登録するスクリプトを披露いたしました。参加者の方にはすでに提供済みですが、少し挙動を改善したものを配布いたします。たくさんのグループをシンボルに登録するときは、とても便利に使えると思います。ぜひ試してみてください。なお、DTPの勉強会のセッションは「印刷の泉」から、動画としてご購入いただけますので、そちらもぜひ。